Kikuon Blog

オーディオ開発日記/自作オーディオなど。
新年明けましておめでとうございます。
<< プレゼントのアンケート結果 | TOP | iTunesのリモート >>

Kikuon Attenuatorその7

2008.07.10 Thursday | Prototype > Kikuon Attenuator

アッテネータの開発にあたって最初に色々調べていたのを思い出した。

オーディオ用のアッテネータで固定抵抗を切り替える物について。 あまり多くのWEBサイトでは解説されていないのだが、一般的には3種類ある。
自作プリなどに使用するアッテネータの選択の際、参考にして欲しい。

1.シリアル方式(Serial Type)
serial_type.jpg
固定抵抗を使用するステップ式アッテネータのメジャーなブランドで採用されていて、それなりに支持者も多く居るのだが、よく使うポジションで抵抗を多く通過するためノイズが増大する恐れがある。
spacer.gif
2.シャント方式(Shunt Type)
shunt_type.jpg
これも国産のセレクターを使ったステップ式アッテネータでよく見られる回路。2回しか抵抗を通らない方式だが入力インピーダンスが不定で音質的に疑問が残るタイプ。

spacer.gif 3.ラダー方式(Ladder Type)
ladder_type.jpg 海外自作オーディオマニアが好んで製作するアッテネータの方式。定インピーダンス型で異なるポジションでも音質変化が他の方式に比べて少ない。ノイズが最も低い方式で音質に有利だがシリアルタイプの約2倍の固定抵抗を使用するためどうしてもコストが掛かる。

自作オーディオ初心者にとってアッテネータはブラックボックスで曖昧な選択をしてしまいそうだが、最低限この3種類は頭に入れておいた方が良い選択ができるのではないだろうか?

良心的なオーディオアッテネータキットをリリースする所は無条件にラダー方式を採用しているようだ。

追記 2008/07/14
シャント方式についてお客様からご指摘がありました。

シャント方式の場合、無負荷時では大きく入力インピーダンスが変化しますが、使用するパワーアンプの入力インピーダンスとアッテネータのインピーダンスがマッチングしている場合には実効入力インピーダンスの変化の割合がラダータイプと同等になります。また減衰量の増加の割合もシャント方式の方が少ない様です。

接点の数はラダー方式が2接点に対してシャント方式は1接点で済みますのでより高音質が期待出来るようです。

過去の関連記事
・Kikuon Attenuatorその6 -Kikuon Blog
・Kikuon Attenuatorその5 -Kikuon Blog
・Kikuon Attenuatorその4 -Kikuon Blog
・Kikuon Attenuatorその3 -Kikuon Blog
・Kikuon Attenuatorその2 -Kikuon Blog
・Kikuon Attenuator -Kikuon Blog
author : KIKUMOTO | comments (0) | trackbacks (0)

コメント

コメント フォーム









 

Trackback

Trackback URL :